夏も佳境の8月半ばにおめおめとお久しぶりでございます。
夏と猛暑以外にも色々と蔓延していますが延々考えているのも疲れるので、私個人が個人的に今年も北海道如きの暑さと北海道ならではの昼夜の寒暖差にやられながらも概ね元気であることだけを皆様にはお知らせしたいと思います。
日記タイトルはお察しの通り今日更新した話のゲーム(捏造)描写のアレです。
※小説タイトル下の備考?紹介?みたいな所は本来ならE+ゴシック+セピアとするべきですが、なんか長いし大した出番でもないしセピアなので省きました。
私は実は、エイムがてんで駄目で、RPGばかりやるもののコンボとか繋げられないライトどころかフライなゲーマーなのですが、御覧の通りにド文系な上にパワポが使えないので、あれがレーダーチャートという名の図なのだと今回始めて知りました。
「あの……ゲームでよく見る……あの、あれだよ、こんななってる、あれ何?なんて言うの?」
と馬鹿丸出しのことを人に聞かずに自力で調べるくらいの羞恥心は幸いにもあったのですが、その所為で検索窓の履歴が馬鹿丸出しになりました。「もしかしてこれかな?^^;」って導いてくれるグーグル先生は人類の英知です。
それと、今回からShortページが2枚目に突入しました。
デフォルトは20話区切りでページ移動なのですが、一つ前に上げた「極楽」がなんと驚異の上・中・下の三部構成。「これShort?ショートの意味解ってる?ねぇねぇ解ってる?」と某様に問い質される有様でページを跨いでしまうので、切りは悪いですが21話区切りで今回から2ページ目に載せてます。
一応デフォのフッター以外にヘッダー部分にも次ページのリンク貼りましたが、もし解りにくかったら教えて下さい。何か考えます。もしくは「ShortⅡ」みたいな感じで入りから分けます。
……教えて頂くまでもなく、やっぱり分けた方がいいかしら。その方が綺麗かしら。
考えます。
年単位で遅くなりましたが、前回更新の「極楽」への感想を沢山ありがとうございました!
「初夜」の2つを上げた後、誤字脱字探しでひっさしぶりにサイトから見てみたら、「Short」のラインナップに双子少なくね?と気づきまして。
あれ嘘こんなに書いてなかったっけだって初夜の前にほらアレ、は没にしたんだった、そうそうアレも、途中でぶん投げてあるわ……少なくね?最早差別じゃね?この管理人酷くね?と思い至って再びまとめてドーン!した次第です。
タイトルはいつもノリと勢いでずがーんと決めるのですが、そして後から後悔するんですが、今回はどうにも思いつかずに2日ほど考えました。仕事中に。
あの時私個人の中で波が来ていた(そしてまだ引いていない)、寸止め&焦らしプレイが主軸、そして双子、と考えれば考えるほどドツボにハマったので先人の、或いは同好の士の知恵を借りまして、
寸止めとか焦らしプレイって「耐久」とか「地獄」がタイトルに入りがち
↓
でも双子にとっては地獄って程じゃない。鬼利は通常運転だし幽利ドMだし
↓
地獄の反対は天国
↓
字面が死ぬほど似合わない。気色悪いまである
↓
ならば極楽だ。
という連想ゲームで決めました。なんとなくラストにマッチしたので、「Hello」に次いでちょっと気に入っています。(今の所は)
いつにも増して書きたい所を書きたいように書いたので、「中」に関しては特に説明不足でした。しかし傑が言う「外れかかってる」とか幽利の目の「極彩色のきざはし」とかダラダラ説明すると冗長な上になんとなくバランス的なアレソレが崩れそうな気がしたので、逃げとしてこちらで補足します。させて下さい。
↓ 意味わからんくらい長いよ! ↓
私の語彙と文章力と知能指数と誠実さと何よりも速さが足りず、文中で日付を表す数字があっちこっちしていますが、双子が焦らしプレイに興じていた合計日数は7日間です。描写しているのはラストの2日間になります。
鬼利は鬼利なので全身全霊をかけてえげつない責め方をした結果、幽利は経過4日目で(性欲と被虐趣味の)熱暴走を起こし初め、宿主の精神状態に強く依存する千里眼がぐだぐだになります。
初日は幽利もまだ元気だったので、物理的に射精を封じた上でダイレクトに刺激するブジー先輩の出番は2日目からでした。
裏話としては、この時に鬼利は幽利自身の意思で絶頂を堪えさせた上で、イく時の表情や各所の反応を改めてよくよく観察していました。この後何があってもイかせない為に。
「一週間くらい」と答えて本当に一週間だったのは、まさか本当に一週間じゃないだろう「くらい」って言ったし、と考える幽利の裏をかいた形です。敢えて時間を区切ることで希望と絶望を煽るよくある手法です。裏話としては、連日長時間幽利との楽しい一時を確保するのは、最高幹部であるが故に一週間が限度でした。
そんな具合にどっぷり愛されて、にも拘らず貞操帯には鍵も無く、鬼利は幽利と違って目は凡人なのに、隠れて自慰をする発想すら無いので、幽利は限界でした。
前述の通り、千里眼は所有者の精神状態に強く依存します。
幽利に巣食ったものは人間用に性能と侵食を抑えた、純血種用オリジナルとは比べ物にならない代物ですが、それでもあるべき形を鋭角に捻じ曲げているので侵食はある。傑の”内側”が決して見えないのも、”純血種”の王たる”世環”を侵してはならない、という「規制」とそれを強要し制限する侵食の内です。
本来なら他にも「千里眼所有者はこうだと使い勝手が良い」という製作者の意図を反映した侵食が、性格や感性の端々に出る筈ですが、幽利は鬼利至上主義の超過激派なので殆ど侵されていません。まともに効いているのは「主人と定義された者への絶対服従」くらいです。
製作者が想定していた「主人」と定義づけられるような人間は既に初代傑が鏖殺しているので、次点としてあらゆる作戦行動の主軸になるであろう”純血種”へ定義はズレていますが、幽利は愛の力でそれを鬼利のみに定めています。砂の城を鬼利に踏み躙らせる為に壊した幽利だからです。
……ですがこの時の幽利は精神的にギリギリだったので、支配率が変わります。結果として千里眼が一時的に感性の一部を本来の形で侵したので、幽利は純血種世環傑に欠片も望まない服従をすることに。
急所を押さえられて抵抗のての字も浮かばず、どうせ瞬く間に治る傷をつけることも出来ず、言葉を命令と解釈して逆らえない。
最近鬼利が相手してくれないし暇で遊びに来たら急にそんな有様になったので、えっなんで、と傑は割とびっくりしています。
何か精神的にしっちゃかめっちゃかになる薬でも盛られたのか、俺じゃないから多分鬼利だな、えっ盛られてないの、マジかよ一瞬でも支配率変わったらなかなか押し戻せねーぞ大丈夫かこいつ、まあ記憶力良いから何とか取り繕えるか?相手鬼利だからなぁ、気づくよなぁ、そんで死ぬよなぁ、ちゃんと後追えるのかな大丈夫かな、ったくなんでこう破滅のみを目的としてるような遊びをするんだよもうこの双子は死ぬ時くらい万人受けする形で幸せに平穏に死ねよも~~~
というのが「大概だな」と言っている傑の心情でした。保護者。
けれど幽利は幽利なので、読めないけども傑がどうにか表面上だけでも「万人受け」する終わり方に出来るよう気を回そうとするのを察知して、激しく反発します。それはもう烈火の如く、度し難い程に激怒します。
そしてその勢いに乗って千里眼の支配率を大きく押し戻し、堰き止めていた侵食をも押し返し、更に「規制」の領域までも逆に自我で侵そうとしました。世界が極彩色になったのは千里眼の警告です。所有者が純血種の場合はシャットダウンと時間の巻き戻りで済みますが、幽利は人間なのであのままきざはしを越えると、視野中枢や周辺の脳がオーバーヒートして死んでいました。
「大概だな」から「止めろ」まで、文中で言うとここまで5行の出来事です。瞬間沸騰にも程がありますね。
おいおいお前は脳味噌治らねぇだろ馬鹿やめろって、と傑が止めてくれますが、幽利はトサカに来ているので全てが腹立たしくて仕方ありません。
なんで貴様なんぞに救われた上に、安堵(良かった戻ったねこれでちゃんと2人で死ねるね)され、落胆(でもここまで素面で精神抉られるってこいつの現状地獄じゃね?どうせ死ぬなら片方だけでも片時でも楽な方が良かったのでは)されねばならんのだと。
※幽利はエクストリーム瞬間湯沸かし器と化しているので()内までは解っていません。
なので、一度は千里眼に侵食されたことを気に病んでしまうかも、とアフターケアの蜘蛛の糸を垂らしてくる傑に、もう戻ったよ大丈夫だよ要らんことしかしやがらねぇな消えろ、の意味を込めて
「”ご主人様”の目は紙一枚透かし見れないお粗末さで大変お可哀そうなので、抉り取ってボクの目と交換してあげましょうかぁ?」
と目を抉ろうとしました。
防がれたので「人間である俺がお前の何もかもを必要としていない」と世環傑にとって一番効く拒絶をして叩き出しました。この辺は鬼利の弟なので、心を抉る手法を知っています。
その後の鬼利パートは、何故この遊びを始めたのかの経緯の説明と、砂の城が崩れたので鳥籠になったよ、こっちはちゃんと鍵かけてるよ、という話でした。
鬼利は体が弱いので、沢山出した覚えも無いのにどうやら精液が薄いっぽい→そろそろ寿命か?→折角だから死ぬ前にもうちょっと幽利と絆を深めよう という思惑が実はありました。でも愉しかったしカルヴァ曰く寿命もうちょいあるみたいなので、予定の前倒しは止めました。
「下」についてはいつもの双子ワールドです。
叶えるのも、裏切るのも、
そもそも願われなければどちらも出来ないし、どちらもしなくてよかったのに。
もうなにもかもが遅いけど。
なんだか千里眼の定義の話が大半になってしまった……これを文中で表現出来ない文才の無さよ。
ここまで読んで下さり有難うございました。
PR