暑い。
いやーなんていうか、もう「暑い」としか言えない。只ひたすらに暑い。
毎年毎年夏になると飽きもせず「太陽爆発して欲しい」と個人的な不快感ごときで地球崩壊を望む私ですが、今年はなんか、拍車をかけて暑いです。
別に今年の気温がここ数年で極めて高いというわけでもないので、恐らくこの暑さの理由は個人的にクーラー制限をしている所為だと思われます。
道民なのでクーラーに慣れておらず、直撃を避けても2時間で頭痛がするレベルで苦手なのですが、今年は何故か喉を壊してしまいまして。
同僚や同居人に「だ、大丈夫?」と引き気味で心配される程度の咳が、悪化もせず完治もせず2週間ほど続いているのです。
それなりに声を出す仕事なので、というかお客様の前で「うぇっほい!」と咳を連発するわけにはいけないので、自宅でクーラーは出来るだけ使わないようにしているのですが…辛い。暑い。
さて、そんな例年通りのお話は置いておいて。
大変お待たせしました。男体(なんたい/読み方教えてくれた方ありがとうございます)考察最終回、臀部(前面)です。
全くどこの層に需要があるのか解らないまま、ダラダラと書き連ねて来た下らない考察ですが、これで最後です。最後にします。多分。
取り敢えず臀部とはケツを指す言葉であって、前面も背面も無く寧ろ前面と言うならそれはケツそのものである。という至極もっともな意見には気付かない振りで、ここでは「チンコ」であるという前提でお話致します。
ちんちん、ちんこ、ちんぽ、男根、肉棒、花芯、剛直、逸物、などなど…
様々な呼び名のある男性自身となるこの器官は、大きく2つの部位に分けることが出来ます。
そう、サオ(棒)と玉(ゴールデンボール)です。
リアル男性のそれのお話をすると医学的なお話になってしまうので、今回は18禁BL的なそれに絞って、哲学的に展開して行きます。
まぁ「行きます」とおごそかに宣言した所で、他の部位に比べると特に話すようなことも無いのですが、無理矢理議題を使って、哲学的に18禁BLの分野に絞ってお話しますと、「ケツ回」と同様受けと攻めに分けてお話しなければなりません。
感度やら色やら扱いやら色々と違いはありますが、BL界では基本的に
【受け】 感度:現実なら生活に支障が出るレベルで敏感。
色:ピンク、とまでは行かずとも薄い。
扱い:縛られたり棒突っ込まれたり散々。
【攻め】 感度:普通。
色:適度に使いこまれてる。または普通。
扱い:普通。
…というのがテンプレでしょう。並べてみると攻めのチンコは非常に普通でつまらないですね。
さてこのように並べましたが、これ以外にも非常に重要な要素があります。皆様なら既にお気づきのことでしょう。
そう、形です。
単に大小の話しですと攻めは大きく、受けは小さい、というのがBLテンプレですが、チンコというものは単なる大小で語れるほど単純なものではありません。
大きいなら大きいで、その「大きい」という概念は「長い」なのか「太い」なのか、それともその両方を兼ね備えた「ハイブリット剛直」なのか。
小さいなら小さいで、その「小さい」という概念は「短い」なのか「細い」なのか、それとも子孫繁栄に支障を齎すレベルの「ポークビッツ」なのか。
この重要な要素において、18禁BLでは詳細を語られることは殆どありません。
絵や漫画の場合、このチンコは真っ先に規制対象です。
基本的にカリに青ノリ装着、もしくは全体を白抜き、などという処置が取られる為、「なんか…棒?」というレベルにまで描写が落されてしまうことが殆どです。
ローマ時代の像や絵画での熱の入れようからも解る通り、チンコというのは絵描きの方にとっては最も詳細に、細かく、描きこみに描きこんで表現したい箇所であるでしょうに、非常に残念な限りです。が、色々と世知辛いのでこれは仕方がありません。最悪逮捕ですからね。
ですが、文章の場合はどうでしょう。
文章というものは、BLだけでなく官能小説も含め規制が難しい分野とされています。
あのなんだか長い「非実在なんちゃら法」で、漫画だけがやり玉にあげられエロ小説がそれほど話題にされないのはその為です。
例えば『非常にエロティックな女医が患者を相手に病院のベッドで「あぁんっ!」とやらかしています』と書いてあったとしても、
「これエロじゃん!ダメダメ!」
「は?どこが?ただベッドの上で一緒に寝てるだけだけど」
「いやいやこれ喘ぎ声だよね入ってるよねこれ」
「違うし。お前の心が汚れてるだけだし」
…という具合に言い逃れが出来るので、規制が難しいのです。
このような特性を持つ文章ですが、にも拘わらず、ちんこに関わる描写は攻めのケツ同様非常にあっさりしています。
書かれたとしてもデカいとか凶悪とか(攻め)、小さいとか可愛いとか(受け)くらいのものです。
18禁BLに於いて重要な部位の1つであるチンコ描写がこれではいけませんね。
なので今回は、これを期に一つ、『18禁BL的に理想的な受け攻めのチンコ』について考察してみようと思います。
まず『攻め』のチンコ。
ジャンルによって個人差がありますが、攻めには男性的なイメージが特に強く求められるので、まぁ基本的には雄々しく立派である方が好ましいでしょう。
ですが突っ込む先は膣では無くケツです。アナルなのです。
今更言わなくてもいいことですが、本来ケツは「出口」であり「入口」ではありません。
医学的なお話をすると直腸からS字結腸だのなんだのと、色々とあります(よく知りません)。つまり膣のように「行き止まり」というものが無く、本来そういう場所では無いので脆く出来ています。思いっきり粘膜ですから当然です。
雄々しくあることを求められる攻めのチンコですが、入る先がこれでは無闇矢鱈に大きくても良くありません。
前述の通りアナル(内部)は脆いので、日本人的な臨戦態勢で硬くなるチンコですと、最高でも15センチ。
日本人男性平均が13センチですので、2周りくらい長いかな、という感じですね。
救急車を呼ぶハメにならない為にも、このくらいが妥当な長さでしょう。
次に太さですが、これは長さに比べると制約は緩くなります。
汚い話しになりますが本来の用途は出口ですので、出口として排出する程度の太さは全然OK、開発を前提とすればもう少し太くても大丈夫ということになります。
太さについての平均は無いので数値化するのは難しいですが、まぁざっと見積もって、指3本分弱。
この辺りは美しさ重視のBLですので、長さとの兼ね合いを見て不格好にならない程度に調整するのが良いでしょう。
次に『受け』のチンコ。
これもジャンルによって変わりますが、受けは「女役」ですので、あまり男性的なイメージではなく寧ろ苛める為に付いてればイイ、程度の扱いであることが多いかと思います。
実用は想定していませんので、長さも太さも正直どうでもいいっちゃどうでもいいのですが、あまり小さく子供のようだとそれはそれで不便です。
何せ受けのチンコは攻めのそれに比べて、縛られる、棒を突っ込まれる、不用意に握られる、媚薬を塗られる、等々の散々な扱いを受ける運命にあるので、その為にある程度のキャパシティが必要になります。
かと言ってあまり立派ですと、『年の差』や『受けが巨根』ジャンル以外では何故か「攻めが憐れ」に思えてしまったり、女性の本能から「勿体ねぇ」という心理が働いたりしますので、実は難しかったりもしますが無理矢理テンプレを造りますと、
あまり短いと折角用意した紐やハーネスが余ったり着けられなかったりするので、「攻めよりも控え目」でありつつ「凡庸」であることが求められます。
基本的に攻めは「普通よりちょっと長い」程度に規定されていますので、条件としては満たすのは容易いですね。
日本人男性の平均は13センチですので、それと同じか、受けらしく少しの可愛らしさを含ませるとして、12センチ。
「普通より1周り短い」程度が、一番納まりがいいサイズでしょう。
少しコンプレックスを持たせて触られたり見られることを嫌がったりしていると、(私達の)楽しみも増えてモアベタ―です。
太さについては、こちらも拘束具や攻めの「持ちやすさ」などを考慮する必要がありますので、あまり細いのは頂けません。
かといって長さは前述の通りなので、あまり太いと「寸足らず」になり美しく無いのでBL的にアウトです。
これらを考慮しますと太さは大体、指2本分強。
男性の手なら容易に包みこめる大きさなので、責めるのにもイイですし、包みこめる可愛らしさが受け的にも良い感じですね。
長いので纏めますと、18禁BLにおける攻めと受けの理想的なサイズは
【攻め】 長さ:15センチ(勃起時)
太さ:指3本分弱(同上)
【受け】 長さ:12センチ(勃起時)
太さ:指2本分強(同上)
※指…ここでの単位「指」は、囘樟の人差し指、中指、薬指を基準とする。
です。
自信たっぷりに言い切りやがりましたが、こんな数値を出した所で
『…攻めはチン長15センチ、太さ指3本分弱の雄々しく反り返った日本人平均より2周りは大きいと思われる肉棒を、長さ12センチ、太さ指2本分強の日本人平均より1周り小さいと思われる花芯から蜜を零す受けの後孔に宛がった』
なんてことを書いたら色んな意味で色んな人から叱り飛ばされた挙句、3、4回ピンヒールで踏まれること請け合いなので全くもって無意味です。
こんだけの文字を費やして無駄な考察をし無駄な結論を出した私は考察するまでもなく馬鹿です。
あぁ、暑い…
30分、30分だけクーラー点けて寝よう…部屋干ししてるし大丈夫、の筈…!
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初コメントです
臀部の前、楽しみに待ってました。そしてゴールデンボールで吹きましたww
考察これで最後だと思うと寂しいです(´・ω・`)
気が向いたらぜひまた書いて下さい。楽しんで読ませていただきます。
考察これで最後だと思うと寂しいです(´・ω・`)
気が向いたらぜひまた書いて下さい。楽しんで読ませていただきます。
無題
ハイブリッド剛直←で笑い転げ暑さを忘れましたww
しかし今年の夏はまた酷いですね。お身体御自愛下さいませ。(あまり咳が長引くなら風邪ではないかもしれないので通院して下さいね・汗)ストレスとか疲れの場合もありますのでっっ
しかし今年の夏はまた酷いですね。お身体御自愛下さいませ。(あまり咳が長引くなら風邪ではないかもしれないので通院して下さいね・汗)ストレスとか疲れの場合もありますのでっっ