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こんばんは、涼しいですね。

秋分を前にしてようやく秋の気配です。夜だけ。昼間はまだ暑いけどまぁいいです、先週までの昼夜問わずの夏だゼ☆的な気温を思えば許せます。煮物作ってても顎から滴るほどの汗は出ない。涼しいって素敵!

…多分あと2ヶ月もすれば「寒い布団から出られない」「なんで寒いのに雪降んないんだよ北の大地に帰りたい」「太陽やる気をだせ」とか言い出すこと請け合いですが、喉元を過ぎればなんとやらです。
四季折々の気温に振り回される日本人は、そろそろ夏毛・冬毛に生え変わるよう進化してもいいと思う。




時に先日upした「Is it good?Ⅲ」への感想を沢山ありがとうございます!

返信不要の「×」に甘えておりますが、頂いたコメントは全てニヤニヤしながら読ませて頂いております。これ以上ない執筆への燃料です。ありがとうございます。

あの話については、「モブ輪姦ネタ」という設定を前提にして書いております。
誰にさせるかは悦(過去話)か傑で悩んだのですが、悦で書くとなるとやっぱりがっつりエロくしたい、2人でするSEXやプレイでは出来ないような○○○や××××をしたい。しかしエロで3人以上同時に動かすのは4Playで挫折したばかり…
という葛藤がありましたので、肩慣らしも含めて傑になりました。

そのような裏事情と、ここらでちょっとあのパロディカップルの仲を型にはめたいと思いましたので、あのようなさっぱりめの描写となっております。
異色カップリングは苦手という方もいらっしゃる中、まずまずのご好評を頂いたようで嬉しいです。

しかし。


…も、物足りない…!
エロ成分的な意味で物足りない…!


ここ最近なかなか濡れ場が書けずに悶々としていたのですが、新ジャンルに手を出したことで、「ドエロが書きたい」衝動が再び戻って来たようです。
さすがに輪姦ネタばかり続投は捻りが無いので少し間は空けようと思うのですが、男娼時代の悦がド変態の客複数名に攻め倒されるとか!ちょっとヘマして権力者に捕まって嬲り回されるとかね!ね!


こんなことを考えながら熱が冷めない内に…!とネタ帳に書きとめようとしましたら、エロやらグロやらアクションやらのネタに混じって

「 4人で闇鍋する(正月?寒い時)

  鬼利カステラ  傑瀕死  悦は普通
  幽利は見えてる              」

という謎の走り書きが残されていました。
順番的に3ヶ月前くらいの筈なんですが、怖ろしいことに全く記憶に無いのです。2年前のネタでさえ、読み返せば「あーこんなの書こうと思ったんだっけ」と思い出すのに。

多分暑さと忙しさで、本格的に頭がどうかしていたのでしょう。
各キャラの説明については全く意味が解らない所ですが(特に鬼利)、こんな物でもいつか形になるかもしれませんので、そのまま保存しておくことにします。



時に先日更新と共にお知らせしたオフライン本についてですが、

1冊だと送料が高い(下手すると本より送料が高くつく)、という状況が今回の3冊同時通販で改善されたようです。
「この際だからまとめ買いしたよー」という女神様、「virginだけ買ったわー」という天使様、ありがとうございます。

通知と同時にお迎え頂いた方の元には、そろそろ拙書が届いている頃でしょうか。少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。

ありがたいことに先日再販売しました「ILL=virgin=」については、既に在庫の方が10冊を切る状態となっております。
イベントの為にと手元においた分がまだ残っておりますので、早々品切れにはならないと思いますが、再納品となるとまた少しお時間を頂くことになりますので、近日中のご購入を予定されている方は気持ちお急ぎください。


気付けば3冊目の「ILL=Dead end=」を出してから早半年…
ペース的にはそろそろ4冊目を書いてみたい所です。

既に本という形でお見せしたいネタ(双子)はあるのですが、こればかりは時間とお金、そして拙宅の場合はサイトでの通常更新のペースとの勝負ですね。
頑張ります。



そろそろサイトの改装もしたいなー。
スマフォ普及の波も考えてPCページとか作りたいなー。
っていうかOffページが他にも増して急ごしらえクオリティの見辛さだからどうにかしないとなー。

なんてことも考えつつ、お休みなさい。

 
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こんばんは、お久しぶりです。

気付けば前回のSM考察も1月近く前。いやぁ月日が流れるのは早いですね…(遠い目)
そして前回更新も気付けば2月前。月1更新を心がけます☆ってのたまっていたのはどこの馬鹿だったかな……ごめんなさい。


そう言えば更新と同時に日記を書くのも随分と久しぶりですが、前回日記でお知らせした通り、SK嬲り合いパラレルの第3弾をup致しました。
今回は傑受けの輪姦ネタです。

モブによる輪姦ネタは前々から書きたいなぁとは思っていたのですが、メインカップルだとどうもその後が書き難かったので、リバだろうがレイプだろうが何でもアリの攻め野郎ズに。
そして鬼利だと体力的に死ぬかもしれないので、その辺も全く問題が無い傑に頑張らせてみました。

後書きにも書いてますが、本当はね…AVとか男性向けエロ同人誌みたいにね…モブに散々罵られ辱められ好き勝手に嬲られながらも悔しい!感じちゃうぅ!的なね…ガッツリエロにしたかったんだ…
でも拙宅のキャラクター随一の汎用性を持つ傑でも、流石にそれはさせられませんでした。媚薬でへろへろになってようが、数の暴力で嬲られようが、あの傑が

「も、やめ…っゆるして…!」

なんて言ってるのを想像したら(実際書いてもみたら)、最早ギャップとかいうレベルを通り越して、ただの別人になり果ててしまったからです。
そのような事情から鬼利の視点からあっさりめに書いたので、今回ちょっとエロさは薄めになってしまいました。
代わりに、今までセフレなのかどうかすら怪しかったあやふやな2人の関係が、セフレ以上恋人未満的な所まで進展。
あのパラレル世界では悦と幽利は存在していないので、今後もこれ以上進展も後退もしないまま、連中はだらだら好き勝手にヤってヤられて行くと思います。


しかしやっぱり攻め連中をいくら辱めても、ちっとも可愛くないですね!((笑

「可愛げや従順さの欠片も無いのを書くと悦や幽利をあんあん言わせたくなるの法則」が発動したので、久しぶりにただヤってるだけの、エロ重視な話しをメインカップルで書きたくなりました。
傑じゃ書けなかったエロ同人的な展開も、元男娼のビッチなら適度に悪態をつきつつこなしてくれるような気がする。


中途半端な書き溜めが山ほどあるので、恐らく次回更新は1月以内にお知らせ出来ることと思います。



そしてこちらもお待たせしましたなオフラインのお話。

更新したOffにあります通り、『ILL=virgin=』の第2版が刷り上がりましたので、「とらのあな/プリンセスサイド」様にて委託通販を再開しております。
並行して、「リブレット」様にて委託していた『Cut.01』についても、在庫を「とらのあな」様に移動して委託通販を開始致しました。

『ILL=Dead end=』もまだ在庫がありますので、既刊3冊全てが現在「とらのあな」様にて揃っております。
送料などの関係もありますので、ご興味のある方は是非よろしくお願い致します。




しかし8月も末だと言うのに暑いですね。
無理矢理にでも食べないと倒れるので餌だけは詰め込んでいますが、いい加減太陽の野郎には手を緩めて貰わないとそろそろ溶けそうです。

遅くなりましたがこの猛暑の最中、夏コミに行かれた方々は本当にお疲れ様でした。
時間と金銭的な理由から今回は見送りましたが、きっと楽しかったんだろうな…行きたかった…!

残念ながら「囘樟」としては冬コミにも行けそうにありませんが、関西方面の冬場or春コミで、是非また皆様とお会いしたいなと夢見ております。


早く涼しくなってくれ…!

 
 

こんばんは、暑いですね。

前回日記でも前々回日記でも書きましたが3回目も書いてしまうくらい暑いです。
私がクーラー制限している所為かと思ってたけどそうじゃなかった。全国的に例年より暑かった。暑すぎた。

先日熱中症で倒れられた方が900人超えとか言う怖ろしいニュースを見ましたが、皆様お体大丈夫でしょうか。
普段健康な方も、そして私のように貧血や低血圧持ちで、不意に目の前真っ暗になったり足元がふらついても

「あー、はいはい。解ってるから。もういいからそのネタ」

みたいに慣れっこで流してしまう方も十分お気を付け下さいませ。
特に屋外等で大量に汗をかく方は、スポーツ飲料はその後喉が渇くので、ポカリやアクエリアスの粉末タイプ(水で薄めて自分で作るアレ)を、通常の倍量で薄めて飲むと良いようです。くれぐれもご自愛下さい。



さて前回までの日記で一通り「男体考察」を終えてしまいまして、あー日記のネタ無くなったなぁー、次からどうするべかなぁー、なんて思いながら溜めていた拍手コメント(ありがとうございます)を拝読しておりましたら、

「フェラネタまぁまぁだったわ。所でアナタ、SM考察とか…やってみない?」

というコメントを発見致しました。
過去に書いたような気もしますが、どうせ書いた所で「Mって素敵!」だの「Sには愛が必要だ!」だのという、だからどうした、というレベルの内容だったに違いないので、ありがたくネタを頂きましてちょっと考えてみました。


SMと言えば拙宅では双子が一応、温めながらも「SMカップル」という位置づけですが、私の個人的な趣向により拙宅のカップル共、及び登場人物にはほぼ全員SかMの属性付けがなされております。
蛇足ながらちょっとご紹介いたしますと、


≪S群≫
カルヴァ・鬼利・傑・シェナ・ゾイ・F
(左からSッ気強い順)

≪M群≫
幽利・柳一・涅槃・ヴェルディオ・悦・キュール・ゴシック・泪・セピア
(同上)

≪分類不可≫
イザヤ(変態)・戮耶(馬鹿)・仁王(オッサン)


というような具合です。
色々居ますがカルヴァと小鳥は主従関係ですので、SMカップルとして成立しているのは双子だけですね。

現実世界では色々な形のSMカップル(乃至そういう関係の方々)がいらっしゃいますが、SMカップルがSMカップルたり得る為には、加虐趣味の側、つまりSの努力こそが重要であると、私は強く強く皆様に主張したいのです。


最近は色々とオープンになってきましたので、飲み会なんかでもこのSとMの話しはよく聞かれることかと思います。
イイ感じにお酒の入った学生なり社会人やらの集まりを見ていると、必ずと言っていいほどこういうことを言う輩が出ます。

「俺(私)、Sだから~」

男女共に一定数居ますが、こういう人はまず間違いなくSではありません。


そもそもS(サディスト)というのは、そのサドっぷりを発揮できる相手がいてこそSたり得るのです。
同時にそのサドっぷりを発揮できる相手はそれを不快に思わない人、つまりMに限定され、更にMに「貴方はSである。Sと振る舞うことを許す」という許可を頂く、もしくはそれを行うだけの関係性を築いてからようやく発揮出来るのです。


そのような手順も踏まずに誰彼構わずSっぷりを発揮し、自分からSであると自己申告するのはとんでもないマナー違反。
更にこういう台詞は、往々にして前にこのような会話を挟みます。


「●●●ってさー、○○○○だよねー」
「えっ?……やだー、▲▲▲さん酷いー」
「そーだよ酷いよー」
「HAHAHA、ごめんごめん、だってほら、

俺(私)って、Sだから~


このように、あたかもSであることを免罪符のように思っている方が余りにも多いのです。
中には彼氏、彼女との性生活の中で拘束プレイを行ったことをカミングアウトし、このように言われる方もいますが、多くの場合ヤってることは単なる「マンネリ解消」であって、ワクワクしつつ続きを聞いても大体がっかりします。
更に前者の場合は既にSとかMとか言う話しではなく、単に「性格が悪い」か「空気が読めない」かのどちらかであると断言出来ます。

中学生や高校生が、覚えたてのエロ用語を使いたいが為にSを装ってみるならまだしも、20歳を超えてこんなことを真面目に言っていた日にはもう目も当てられません。


このような「自称S」ほど腹立たしい物はありませんが、中には他人から「○○ってSだよねー」と言われる方がいます。
仮に「他称S」としますが、こちらの方の場合は3パターン考えられます。


・自称Sでは無いが似たような事をしており、もうどうしようもないので建て前として「Sだね」と言って周囲の人々がお茶を濁している。

・過去の言動が偶然Sっぽかったので、ネタとして弄られている。

・本人は普通にしているつもりなのに、Sオーラが止まるところを知らない。


私が言っているSというのはこの3番目の方です。
前述したSのマナーを守っていて、腐女子と同様、性癖なんぞ人様に軽々しく晒すようなものでは無い、という大人マナーも重々承知の上で振る舞っているのに、オーラが漏れ出しちゃってるパターンですね。

こういう方こそがサディストであると言えるでしょう。


初めの方にSMカップルでは「Sが重要」であると言いましたが、何もお相手に対して縛ったり蝋燭垂らしたりスパンキングしてみたりしているからと言って、その人がSであるとは限りません。

SM界では「SはサービスのS」とも言われているように、プレイでもセックスでもSには非常に多くのことが要求されます。
BL界でも定番なので皆様よくご存知かと思いますが、とにかくやることが多いのです。

上半身では言葉責めしながら乳首を弄り、下半身では解したり扱いたり。

左右の手で全く別々のことをするだけでも難しいのに、Mの側の快感を引き出すよう工夫を凝らしつつ、その様を具に観察して的確にMの羞恥心と被虐心を煽る言葉も探さなければなりません。非常に面倒臭いです。好きでなければやってられませんね。

鞭打ちや蝋燭垂らしなんかの定番プレイも、どの程度の力でやればいいのか、どのくらいの傷が付くのか、もしくはどの距離までなら耐えられる熱さなのか、等々実践に及ぶまでに調べなければいけないことは山ほどあります。
愛しい愛しいMパートナーを実験台にして泣かせてしまうわけにはいかないので、まずは自分で試します。または既に使用したことのある同類に聞きこみ調査です。

もう普通にセックスしてればいいのに。
一般人にそう思わせるような数々の試練をこなし、Mパートナーの快感や被虐心を引き出して泣かせ、よがらせ、その様を見て悦に浸るのがサディストという方々なのです。全く頭が下がる思いです。


では一方Mの方はと言いますと、こちらもSほどでは無いですが重要な役目があります。
SというのはMの反応を見て愉しむのですから、Sが準備を重ねて用意した行為に柔軟に対応し、そしてSが最大限愉しめるように加虐心をくすぐるベストなリアクションを返さなければなりません。

演技は勿論NGです。
Mのことを常日頃考えているSですから、そんなものはすぐ見破られてしまいます。相手に気を使わせていた、と悟らせることは、SMカップルに限らず相手の精神に大ダメージを与えてしまうのです。

では素直に演技をせず心からのリアクションをただ返していればいいかと言うと、それもいけません。
偶には反抗したり、わざと許せるレベルのおイタをしてSに責める口実を与える等、マンネリ解消の為の努力も必要です。
ですが前述した通りSはMの反応に悦びを見出しているので、基本的にはMの方は自分の心に従い欲望のままに己の快感を追及していれば、Sが色々考えて利用してくれるのでOKでしょう。



基本的なSMカップルについてはこんな所でしょうか。

BL界では他にも、囚人シチュによる快感拷問や、Sを敢えてMに堕とす等、美味しいネタがたくさんありますが、それ等に関しては勿論この限りではありません。
あくまでも「SMカップル」と定義した場合での考察だとご理解下さい。

個人的には、Sを組伏せるのも、絶対的な優位に立ったSがMをただ嬲り尽くすのも大好きです。愛があっても無くても一方的でも美味しい。専用の怪しい器具とか使っちゃうのもとても良い。



こんなことをつらつらと書いていたら、久しぶりに「Is it good?」のSK嬲り合いネタが書きたくなって来た。
最近どうも筆が進まず、並行して書いている3つがどれも止まっているので、ここらで趣向を変えて好き勝手出来る方を書いて見ようかしら…


↓以下(続きを読む)よりオフライン本報告↓

 
 

暑い。

いやーなんていうか、もう「暑い」としか言えない。只ひたすらに暑い。
毎年毎年夏になると飽きもせず「太陽爆発して欲しい」と個人的な不快感ごときで地球崩壊を望む私ですが、今年はなんか、拍車をかけて暑いです。

別に今年の気温がここ数年で極めて高いというわけでもないので、恐らくこの暑さの理由は個人的にクーラー制限をしている所為だと思われます。
道民なのでクーラーに慣れておらず、直撃を避けても2時間で頭痛がするレベルで苦手なのですが、今年は何故か喉を壊してしまいまして。
同僚や同居人に「だ、大丈夫?」と引き気味で心配される程度の咳が、悪化もせず完治もせず2週間ほど続いているのです。
それなりに声を出す仕事なので、というかお客様の前で「うぇっほい!」と咳を連発するわけにはいけないので、自宅でクーラーは出来るだけ使わないようにしているのですが…辛い。暑い。



さて、そんな例年通りのお話は置いておいて。
大変お待たせしました。男体(なんたい/読み方教えてくれた方ありがとうございます)考察最終回、臀部(前面)です。

全くどこの層に需要があるのか解らないまま、ダラダラと書き連ねて来た下らない考察ですが、これで最後です。最後にします。多分。

取り敢えず臀部とはケツを指す言葉であって、前面も背面も無く寧ろ前面と言うならそれはケツそのものである。という至極もっともな意見には気付かない振りで、ここでは「チンコ」であるという前提でお話致します。


ちんちん、ちんこ、ちんぽ、男根、肉棒、花芯、剛直、逸物、などなど…
様々な呼び名のある男性自身となるこの器官は、大きく2つの部位に分けることが出来ます。

そう、サオ(棒)と玉(ゴールデンボール)です。

リアル男性のそれのお話をすると医学的なお話になってしまうので、今回は18禁BL的なそれに絞って、哲学的に展開して行きます。
まぁ「行きます」とおごそかに宣言した所で、他の部位に比べると特に話すようなことも無いのですが、無理矢理議題を使って、哲学的に18禁BLの分野に絞ってお話しますと、「ケツ回」と同様受けと攻めに分けてお話しなければなりません。


感度やら色やら扱いやら色々と違いはありますが、BL界では基本的に


【受け】 感度:現実なら生活に支障が出るレベルで敏感。
       色:ピンク、とまでは行かずとも薄い。
       扱い:縛られたり棒突っ込まれたり散々。

【攻め】 感度:普通。
       色:適度に使いこまれてる。または普通。
      扱い:普通。


…というのがテンプレでしょう。並べてみると攻めのチンコは非常に普通でつまらないですね。
さてこのように並べましたが、これ以外にも非常に重要な要素があります。皆様なら既にお気づきのことでしょう。


そう、形です。


単に大小の話しですと攻めは大きく、受けは小さい、というのがBLテンプレですが、チンコというものは単なる大小で語れるほど単純なものではありません。


大きいなら大きいで、その「大きい」という概念は「長い」なのか「太い」なのか、それともその両方を兼ね備えた「ハイブリット剛直」なのか。

小さいなら小さいで、その「小さい」という概念は「短い」なのか「細い」なのか、それとも子孫繁栄に支障を齎すレベルの「ポークビッツ」なのか。


この重要な要素において、18禁BLでは詳細を語られることは殆どありません。

絵や漫画の場合、このチンコは真っ先に規制対象です。
基本的にカリに青ノリ装着、もしくは全体を白抜き、などという処置が取られる為、「なんか…棒?」というレベルにまで描写が落されてしまうことが殆どです。
ローマ時代の像や絵画での熱の入れようからも解る通り、チンコというのは絵描きの方にとっては最も詳細に、細かく、描きこみに描きこんで表現したい箇所であるでしょうに、非常に残念な限りです。が、色々と世知辛いのでこれは仕方がありません。最悪逮捕ですからね。

ですが、文章の場合はどうでしょう。
文章というものは、BLだけでなく官能小説も含め規制が難しい分野とされています。
あのなんだか長い「非実在なんちゃら法」で、漫画だけがやり玉にあげられエロ小説がそれほど話題にされないのはその為です。

例えば『非常にエロティックな女医が患者を相手に病院のベッドで「あぁんっ!」とやらかしています』と書いてあったとしても、


「これエロじゃん!ダメダメ!」
「は?どこが?ただベッドの上で一緒に寝てるだけだけど」
「いやいやこれ喘ぎ声だよね入ってるよねこれ」
「違うし。お前の心が汚れてるだけだし」


…という具合に言い逃れが出来るので、規制が難しいのです。
このような特性を持つ文章ですが、にも拘わらず、ちんこに関わる描写は攻めのケツ同様非常にあっさりしています。
書かれたとしてもデカいとか凶悪とか(攻め)、小さいとか可愛いとか(受け)くらいのものです。
18禁BLに於いて重要な部位の1つであるチンコ描写がこれではいけませんね。

なので今回は、これを期に一つ、『18禁BL的に理想的な受け攻めのチンコ』について考察してみようと思います。


まず『攻め』のチンコ。
ジャンルによって個人差がありますが、攻めには男性的なイメージが特に強く求められるので、まぁ基本的には雄々しく立派である方が好ましいでしょう。

ですが突っ込む先は膣では無くケツです。アナルなのです。
今更言わなくてもいいことですが、本来ケツは「出口」であり「入口」ではありません。
医学的なお話をすると直腸からS字結腸だのなんだのと、色々とあります(よく知りません)。つまり膣のように「行き止まり」というものが無く、本来そういう場所では無いので脆く出来ています。思いっきり粘膜ですから当然です。

雄々しくあることを求められる攻めのチンコですが、入る先がこれでは無闇矢鱈に大きくても良くありません。

前述の通りアナル(内部)は脆いので、日本人的な臨戦態勢で硬くなるチンコですと、最高でも15センチ。
日本人男性平均が13センチですので、2周りくらい長いかな、という感じですね。
救急車を呼ぶハメにならない為にも、このくらいが妥当な長さでしょう。

次に太さですが、これは長さに比べると制約は緩くなります。
汚い話しになりますが本来の用途は出口ですので、出口として排出する程度の太さは全然OK、開発を前提とすればもう少し太くても大丈夫ということになります。
太さについての平均は無いので数値化するのは難しいですが、まぁざっと見積もって、指3本分弱。
この辺りは美しさ重視のBLですので、長さとの兼ね合いを見て不格好にならない程度に調整するのが良いでしょう。


次に『受け』のチンコ。
これもジャンルによって変わりますが、受けは「女役」ですので、あまり男性的なイメージではなく寧ろ苛める為に付いてればイイ、程度の扱いであることが多いかと思います。

実用は想定していませんので、長さも太さも正直どうでもいいっちゃどうでもいいのですが、あまり小さく子供のようだとそれはそれで不便です。
何せ受けのチンコは攻めのそれに比べて、縛られる、棒を突っ込まれる、不用意に握られる、媚薬を塗られる、等々の散々な扱いを受ける運命にあるので、その為にある程度のキャパシティが必要になります。

かと言ってあまり立派ですと、『年の差』や『受けが巨根』ジャンル以外では何故か「攻めが憐れ」に思えてしまったり、女性の本能から「勿体ねぇ」という心理が働いたりしますので、実は難しかったりもしますが無理矢理テンプレを造りますと、


あまり短いと折角用意した紐やハーネスが余ったり着けられなかったりするので、「攻めよりも控え目」でありつつ「凡庸」であることが求められます。
基本的に攻めは「普通よりちょっと長い」程度に規定されていますので、条件としては満たすのは容易いですね。
日本人男性の平均は13センチですので、それと同じか、受けらしく少しの可愛らしさを含ませるとして、12センチ。
「普通より1周り短い」程度が、一番納まりがいいサイズでしょう。
少しコンプレックスを持たせて触られたり見られることを嫌がったりしていると、(私達の)楽しみも増えてモアベタ―です。

太さについては、こちらも拘束具や攻めの「持ちやすさ」などを考慮する必要がありますので、あまり細いのは頂けません。
かといって長さは前述の通りなので、あまり太いと「寸足らず」になり美しく無いのでBL的にアウトです。
これらを考慮しますと太さは大体、指2本分強。
男性の手なら容易に包みこめる大きさなので、責めるのにもイイですし、包みこめる可愛らしさが受け的にも良い感じですね。


長いので纏めますと、18禁BLにおける攻めと受けの理想的なサイズは

【攻め】 長さ:15センチ(勃起時)
      太さ:指3本分弱(同上)

【受け】 長さ:12センチ(勃起時)
      太さ:指2本分強(同上)

※指…ここでの単位「指」は、囘樟の人差し指、中指、薬指を基準とする。

です。

自信たっぷりに言い切りやがりましたが、こんな数値を出した所で

『…攻めはチン長15センチ、太さ指3本分弱の雄々しく反り返った日本人平均より2周りは大きいと思われる肉棒を、長さ12センチ、太さ指2本分強の日本人平均より1周り小さいと思われる花芯から蜜を零す受けの後孔に宛がった』

なんてことを書いたら色んな意味で色んな人から叱り飛ばされた挙句、3、4回ピンヒールで踏まれること請け合いなので全くもって無意味です。

こんだけの文字を費やして無駄な考察をし無駄な結論を出した私は考察するまでもなく馬鹿です。


あぁ、暑い…
30分、30分だけクーラー点けて寝よう…部屋干ししてるし大丈夫、の筈…!

 
 
こんばんは、暑いですね。

ほんの数日前まで雨雨雨雨雨でじめじめジトジトしていたと思ったら、今度は突き抜けるような青い空!輝く太陽!湿気80%!もう不快指数MAXです。クーラーが無いと死んでしまう。しかしクーラー付けっぱなしだと具合が悪くなる。
是非電気メーカーの皆様には、マイナスイオンだの消臭成分だのを排出させる前に、春や秋のあの爽やかな風をクーラーで再現できるよう頑張って頂きたいものです。


そう言えば先週は3連休でしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

私は当然のように仕事をしていましたが、あの熱気の中ではこの貧弱野郎はどこに行った所で太陽光にやられてぶっ倒れていたに違いないので、クーラーの利いた屋内で金を稼いでいられただけラッキー!…と思うことにしています。じ、自分を誤魔化してなんかいないんだから!

連休の所為かお客様に家族連れが多かったのですが、首元にストールを巻いている奥さま方の多いこと多いこと。
そして旦那の短パン率の高いこと高いこと。
ファッション雑誌なんてものは、高校生時代にオカメインコメイク(チークをアホほど入れる例のアレ)が大プッシュされているのを見て以来、個人的に「これはダメだ」と判断して一切読んでいないのですが、今年は女性のストールは継続、男性の短パンが流行りなんでしょうか?

私は男女問わずの足フェチで、どのくらいかと言うと、ランチタイムに缶コーヒーを餌に男性同僚の足をスラックス膝まで上げさせて拝ませて頂くくらいなんですが、短パンはどうもね…あれはね…苦手です。
ショタならばもう大歓迎なんですが、毛が生え出してからはどうも受け付けません。パンツ一丁でうろついていてもどうとも思わないので、どうやら個人的に男性が「膝下のみを露出」しているという状況がどっちつかずで嫌いなようです。
どうせ出すなら全部見せろよと。ふくらはぎと膝も大事だけど太股も重要なんだよ隠すなよと。

さてそんな具合に皆様の意識を男性の下半身へ持っていった所で今回の考察です。
(ちょっと真面目に導入)


フェラチオ(口)、乳首と来て下半身です。順番的には「手」にいきたい所ですが、これはまだ私の中で研究不足なのですっ飛ばして下半身を語りたいと思います。
足も重要なのですがこれはまぁフェチの範囲で、18禁BL的には「足コキ」か「膝の裏側んとこに挟む」か、主従モノで「足舐め」くらいしか広がりがないので省きます。ちなみに私はこの3つだと足舐めに特に萌えますが省きます。

さぁ私の変態性をご存知の皆様なら予測済みの展開かとは思いますが、足を省いた男性の下半身、と言うともう決まっていますね。そう、臀部(背面)と臀部(前面)です。


公共良俗に配慮して上品に言ってみましたが、解り難いので簡潔に言うとケツとチンコです。


焦らしプレイ気どりでケツから先に考えていきましょう。
まず私が訴えたいのは、何故男性というのはあんなにもキュっと締まった、思わず揉みしだきたくなるようなケツをしている割合が高いのか、ということです。

ケツのみのシルエットで見た場合、男性のケツは筋肉質な長方形、もっちりな丸型、どっちつかずの四角、垂れ形、と大きく4つに分類することが出来ます。個人差はあるでしょうが、揉み心地は長方形>四角>丸>垂れです。
長方形の場合は力を入れられると揉み難いので、気を抜いている時に揉むことが重要です。尻たぶ全体が掌に収まるように両手で掴み、躊躇わず、力強く、揉みしだくのがコツでしょう。あらかじめ腰に乗るなどしてマウントを確保しておくとモアベタ―です。

さてBL的観点でこのケツを見ていきますと、大体の攻めのケツは「長方形」、一方受けのケツは「丸」ということが大半です。
受けのケツが、漫画や絵なら硝子や陶器のような光沢をもって描かれ、文章ならば「桃尻」や「瑞々しく熟れた果実のような」と表現されているのに対して、攻めのケツは絵ならば筋肉質に、文字では基本描写されません。
これは受けのケツがBL的観点から言って18禁要素になくてはならない、「どこかしらの穴になにかしらを突っ込む」という行為に重要なのに対し、攻めのケツは「出てようがパンツで隠れてようがどっちでもいい」、「あんあん言ってる受けが掴むのにあれば便利」程度であるからだと考えられます。


しかし、本当にそうでしょうか。攻めのケツは切羽詰まった受けに鷲掴みされる為だけにあるのでしょうか。
勿論、否。断じて否です。


BLとはボーイズラブの略です。直訳すると「男達の愛」ですが、これではあまりにホモホモしいので、「I love you=月が綺麗ですね(夏目漱石)」な日本文学的に訳すると「耽美」です。あくまでも美しく、エロく、そして現実の諸々を無視したファンタジーこそがBLなのです。

この美しさ、という名の「女の欲望」を詰め込んだBL界において、攻めのケツの扱いは非常に重要な役割を持ちます。

例えば絵。
美少年ないし美青年、もしくはイイ感じのオッサンなど、お好みのBLカップルを思い浮かべて下さい。
既に2人はベッドの上、ついでに挿入済みで、これから攻めが本格的に動こうかという瞬間です。
体位は正常位、拘束具などのオプションはお好みで、その構図を斜め後ろから見てみましょう。ベッドの右斜め後ろあたりがいいですね。攻めの横顔も見えつつ、下にいる受けの恥じらいつつも悦を感じている顔も垣間見える、素晴らしいアングルです。思い浮かべましたか?

ではその想像の中で、アングル的に遠近法で最も手前に描かれている「攻めのケツ」を見て下さい。
何か服を着ていれば取っ払ってみましょう。既に筋肉質に締まったケツがバッチリだぜ、という方は、そのケツを、

桃尻にして見て下さい。

そう、ぷりんぷりんにしてやるのです。もぎたて果実のように。皿に落としたぷっちんプリンのように。
しましたか?ダメですよちゃんとぷりんぷりんにして下さい。では、そのぷりんぷりんの桃尻な攻めに、定番の台詞を言わせて見せましょう。

「力抜いてろよ、動くぜ…?」


どうでしょうか。これでは最早ギャグです。
ストレートな「お前が言うな」です。こんな美味しい状況で、もう気持ち良さそうな受けの表情だとか、強がってるけどちょっとキツい攻めの表情とか、腰に回された手とか足とかシーツを掴む指先とか散った髪だとか、見るべき所はたくさんあるのに、攻めのケツが桃尻だっただけで、ただそれだけのことで、もうそこにしか目がいかない。
ぷりんと光沢を放つ桃尻しか見えない。


絵や漫画の場合は、意識してそこを見ないようにすれば、不意をつかれたとしてもなんとかなります。しかし文章の場合はこうはいきません。
駄文ながら私めが一つ例を出させて頂くと、


『「力抜いてろよ、動くぜ…?」
 熱を孕んだ甘い声と共に、【攻め】は律動を始めた。あれだけ苦痛に塗れていたその行為は、目の前の男によって蕩けさせられた体には最早快感でしかなく、最奥を力強く突かれ、前立腺を擦りあげられる溜まらない快感に、【受け】は悲鳴のような嬌声を上げることしかできなかった。
「あッ…だ、だめ…そこ…は…ぁ、あぁあッ…!」
 次第に早まって行く律動の中、知り尽くされた”イイトコロ”ばかりを狙うように突き上げられる度に、電流のような愉悦が爪先から頭まで駆け抜ける。持てあますほどの快感に瞳を潤ませながら、【受け】は縋るように【攻め】の瑞々しい果実のような柔らかい桃尻を掴んだ。……』


どうでしょうか。こうなるともうテロです。
ドキドキきゅんきゅんしながら読み進めていた所にこんな描写を突っ込まれては、人類有数の妄想力を持つ腐女子と言えどもひとたまりもありません。
「…も、桃尻桃尻って…!」先が気になると読み進めていっても、頭の中には「桃尻」というただ1つの単語が乱舞。受けじゃなく攻め、攻めのケツが桃尻。もう脳内妄想が桃と尻で埋め尽くされ、お耽美どころではありません。


受けに対してあまり重要視されていないように思える攻めのケツですが、実際の所は「隠す」もしくは「引き締める」ことによって、我々の妄想に多大なる恩恵を齎してくれているのです。攻めのケツにはケツなりの、耽美な状況を邪魔しない、という貢献の仕方だと言えるでしょう。


例によって長くなってしまいました。臀部(前面)=チンコの考察もしたい所なのですが、冗長が過ぎる上に明日も仕事で眠いので続きはまた後日ということにさせて頂きます。

お休みなさい。


 
空気を震わせずに叫ぶ
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